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MGガンダムサンドロックEW(その1)

 HGUCゼクアインとレッド・オクトーバーもどきが接着剤の乾燥待ちに入っていますので、別のネタを…。

 今回からのネタは、「MGガンダムサンドロックEW」です。秘密工場の方でやろうかとも思いましたが、すでに先日から何度か話題にしているので、こちらでやることにしました。

 このキットは10年ほど前に出来の良い1/100HGキットや1/144HGFAキットの後に開発されているだけあって、格好良いです。ただ、他の機体と共通部分の多いフレームを採用しているため、サンドロック独自の個性はやや薄れている、無難なスタイリングになっていると感じます。
 設計の時に調整できる寸法は1㎜以下だそうですので(参考文献:「機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブズ」159ページ)、共通フレームの場合も意外と設計の自由度が低いのかなぁと想像しています。

 それでもやっぱり格好良いので、一番気になる部分だけをいじることにしました。前にもチラッと書いた、「ヒジ関節のマルイチ」部分です。
CIMG0524.jpg
 写真の上の方に写っているマルイチは、キットのヒザ関節のモノです。これに対し、ヒジの丸パーツはかなり小さく、真ん中の直線部分が無いためマルイチにもなっていません。
 これはおそらく、ヒジ関節にマルイチが無い機体(シェンロンガンダムEWなど)にも同じ関節で対応させるという設計によって生じたものだと思います。設定画ではヒザ関節のモノより少し小さい程度のヒジのマルイチですが、MGキットでは共通フレームに引きずられて小さい丸パーツしか設けられなかった、という感じです。 
 とりあえず、他のキットからマルイチモールドを拝借して、移植することにしました。手持ちのキットからいろいろ探してみましたが、外側の直径・内径・高さ・全体の形状・加工のしやすさなど、いろいろ検討した結果…  
CIMG0525.jpg
 「HGガンダムver.G30th」のアンクルアーマーのモノがちょうど良さそうだということが分かりました。このマルイチを移植すべく、上腕と前腕の装甲を加工します。

 まずはG30thのマルイチが入るように上腕を削り込みます。以前、秘密工場で書いたHGUCパワード・ジム系列の上腕の加工と似た作業ですが、相手はMGキットです。できるだけ精度の高い加工をしないとボロが出てしまうでしょう。
 パーツをやみくもに目分量で削るのではなく、G30thのマルイチをゲージにすることにしました。
CIMG0526.jpg
 まず、G30thのアンクルアーマーをゲージにするため加工します。正面の装甲が付いていない方のパーツを用意して…。

CIMG0527.jpg
 足首関節にはめ込むためのピンを短くカットし、ピンの真ん中の穴に1㎜プラ丸棒を垂直に接着します。

CIMG0528.jpg
 マルイチゲージの丸棒を上腕装甲の穴に通します。穴に対して1㎜丸棒はやや細いですので、瞬間接着剤を薄くコーティングして太さを調整しておきました。

CIMG0529.jpg
 横から見るとこんな感じです。マルイチに沿って上腕装甲にケガキ針で軽くスジ彫りを入れます。

CIMG0530.jpg
 削り込みのための目安となるスジ彫りが分かりやすいように、スミ入れしました。

CIMG0531.jpg
 スジ彫りに向けて、少しずつナイフで削り込んで行きます。両側を同時進行で作業しました。

CIMG0532.jpg
 マルイチの直径は約7㎜です。適当な太さ(直径6mm強ぐらい)の丸棒に両面テープで耐水ペーパーを巻き付けたモノで仕上げ削りを行いました。丸く削った両端に尖った部分が出来ますが、平らなところに敷いた耐水ペーパーの上で4ヶ所同時に軽く削り、長さと太さをそろえます。

CIMG0540.jpg
 筆者が使ったのはHGUCガンダムのハイパーバズーカの砲身です(命名:「バズーカヤスリ」。直径約5㎜強と、やや細かったのですが、他に適当な太さの棒が手元にありませんでした。使用した耐水ペーパーは800番です。

CIMG0533.jpg
CIMG0534.jpg
 前腕の装甲にはマルイチゲージは使えないため、仮組みをしながら少しずつ削りました。断面が半月状の棒ヤスリと、先ほどのバズーカヤスリを併用しました。
 ↑って、さっき目分量がどうのこうのと言っていたわりに、思いっきり目分量やん!!

 いえいえ、さすがに目分量だけでは心もとないので…
CIMG0535.jpg
 直径約7㎜の市販ディテールアップ用丸パーツを、マルイチが入るかどうかの目安として仮組みしてました。この時点ではG30thのアンクルアーマーを加工していなかったので…。

CIMG0536.jpg
 さて、G30thのアンクルアーマーからマルイチを切り取り、裏面のはめ込みピンを切り落としてから、適当な丸棒(直径5mmぐらい)の先端に瞬間接着剤で接着します。その棒を手で回しながら、耐水ペーパーをUの字型に丸めたモノでマルイチを挟み、マルイチの外周を削って行きます。「ハンド旋盤」とでもいいましょうか…。
 実はこのマルイチ、再度測ってみたら直径が7.2㎜ほどありました。直径がコンマ1㎜でも大きいと、入らない場合もあります。それで、上腕と前腕との間にすんなりマルイチが入るようになるまで削りました。

 相手が個人的に好きなモビルスーツ、しかもマスターグレードとなると作業が丁寧になります。結局、誤差がプラスマイナス0.1mm以内になるような精度を目指した結果、3時間ほど掛かりました(汗)。大きく失敗するとパーツ請求などで時間が余計に掛かってしまうので、たとえ失敗してもダメージが少ないように少しずつ削ります。仮組みして様子を見て、分解してペーパー掛けで調節して…を何度も繰り返しました。

CIMG0537.jpg
CIMG0538.jpg
 微調整の作業が終わった状態です。とりあえず、サイズ大きめのマルイチにすることができました。キットのままではやや上腕が長いと思っていたのですが、マルイチのサイズ変更に伴う上腕の削り込みで、多少は上腕が短く見えるようになったかも? 
 この後、マルイチを上腕装甲に接着します。ちょうどHGUCフルアーマーガンダム7号機の上腕みたいな感じですねぇ。

無題
 接着する前に、画像加工でマルイチをグレーに塗って、バランスを見てみました。形状的にはたぶん問題はないと思うのですが、動かしてみるとマルイチが関節からはみ出たり(HGUCジムⅡのような状態)、マルイチに塗った塗料がはがれないように動かすのにコツが要ったりと、動作にやや問題が出てきそうな感じです。う~ん…。  
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非公開コメント

No title

改めてよく見ると、マルイチのみならず、ヒジ関節そのもののデザインが変更されてるんですね。

誤差がプラスマイナス0.1ミリ以内を目指しての作業だけあって、別キットからの流用とは思えないぴったりさだと思います♪
格段に設定画に近づきましたね!

位置の確認は念入りに行われているようですし、GMⅡのようなことは起こらないと思いますが、パーツの干渉は確かに気にかかるところです。

ボクのサンドロック!

サンドロックに対する愛を感じます!
もうアレですね、カトル君は超えましたね。(笑)

引き続き楽しく拝見させて頂きます。

No title

W0を祖として作り上げた機体たちなのでMGのように同じフレーム使用してそうですが、あのジジイ達はそんな事しなさそうですね

かめっチさんがMGを本格的に改修するのって初でしたっけ?
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かめっチ

Author:かめっチ
プラモデル愛好家で犬好きのオッサン、かめっチです。最近は小型洋犬も…

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