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MGガンダムサンドロックEW(その2)

 マスターグレード(以下、「MG」)クラスのキットを作るのは久しぶりです。Vガンダム以来かもしれません。ここ数年はHGクラスのキットをメインに作っています。HGキットの方が手を加える余地が多いので、作っていて楽しいからです。おかげで出番の無いMGキットが積んである状態で、ダブルオーライザーとかアストレイレッドフレームとかソード&ランチャーストライクガンダムとかが部屋の隅で恨めしそうにしています(汗)。

 久しぶりにMGキットを作っていると、「う~ん、やっぱりMGクラスのキットはよく出来てるなぁ…」と、充実感というか幸福感というか、そんな気持ちがわいてきます。肩アーマーの各装甲の組み合わさり具合とか面構成を見ていると、「生きてて良かった~♪」という気分になります。
 それでいてこのMGサンドロックEWは前回のヒジ関節のような、手を加える余地が残っています。実に作っていて楽しいキットだと思います。MGキットの外見を変える改造は何年ぶりでしょうか…。
 さて、そんなサンドロックですが、肩アーマーが7割がた組み終わった時点で胴体に取り付けたくなりました。旧キットとのバランス比較のためです。
 肩アーマーを胸部側の軸に取り付けて、バランスを見ていると…
 「え? 白化? …ていうか、ヒビ割れ!?」 

 ガンダムの脇の下、肩アーマー側の肩関節の軸受けパーツ「XB13」の下側に白い線が入っていました。軸をはめ込んだ際に負荷が掛かってパーツの色が白くなってしまっています。よく見るとかすかにヒビ割れが入っているような感じも…。
CIMG0543.jpg
 すぐに肩アーマーを胸部側の軸から取り外しました。 

CIMG0542.jpg
 問題の部分をよく見てみたのですが、可動への支障はあまりなさそうです。とりあえず、ヒビの入った面をペーパー掛けしてならしてから、グレーに塗って白化をごまかしました。この部分だけ板厚が薄くなっているのですが、ひょっとしたらヒビの割れた部分にはちょうどウェルドラインが入っていたのかもしれません。

 *ウェルドライン:プラモデルが工場で生産される際、金型に高熱で溶かされたプラスチック(これを「湯」といいます)を注入します。この製造法を「インジェクション成形」といいます。製品のランナー部分が、「湯」の流れる通路になるのですが、パーツへの入り口(これがゲートです)は一つのパーツに対して複数設けられています。
 そうなってくると、複数の入り口から入った「湯」はパーツのどこかで合流することになります。この合流する部分に発生するのが「ウェルドライン」です。プラモデルのパーツをよく見ると、スジ彫りとかパーティングラインとは違う細い線が入っているのが分かると思います。
 この部分はとりあえずつながってはいるのですが、ほんのわずかにすき間が開いていて、他の部分に比べるとやや強度が低くなっています。スミ入れやABS樹脂に塗装した際にパーツが割れてしまうのは、このウェルドラインに塗料の溶剤が浸透するからだと言われています。


 重要な可動部分のパーツにヒビが入っているという不安を抱えたままでいるのは精神衛生上良くないと思いましたので、やっぱり補強することにしました。とりあえず、先ほど塗ったグレーの塗料を落とします。 

CIMG0544.jpg
 はじめはコトブキヤさんのディテールアップパーツを補強板として貼ろうと思っていたのですが、このパーツもインジェクション成形されたものですので、ウェルドラインが入っています。補強板として貼るには、やや不安があります。 
 余談ではありますが、本物の飛行機の場合、機体に発生した亀裂を補修する場合は金属の板(パッチ)を貼り付けて対処するそうです。これは実際に亀裂が入った個体以外の同型機全てにも行なわれるそうです。

CIMG0545.jpg
 結局、細切りしたプラ板を貼るのが強度的にも安心かなぁと思いましたので、幅4㎜に切った0.5㎜プラ板を瞬間接着剤で貼りました。パーツがABS樹脂製ですので、瞬間接着剤を使用しました。ただし接着時間が短いため、位置決めがシビアになってきます。パーツの面に合わせて小さく切ってから貼るのでは位置決めしにくいため、長いまま貼り付けます。

CIMG0546.jpg
 パーツに合わせて細切りプラ板を切断し…

CIMG0548.jpg
 ヤスリと耐水ペーパーで整形します。

CIMG0550.jpg
 フレームの成形色に近いグレーの塗料(筆者はタミヤアクリル塗料の「ダークグレイ」を使用)で塗装すれば完了です。

CIMG0552.jpg
 肩アーマーを胸部に取り付けた状態。強度的にはキットのままよりもかなり向上したと思います。パーツの厚みが増した分、装甲パーツとの干渉が生じるかもしれませんが、通常考えられるポーズ付けにおいてはあまり問題なさそうです。

 この補強法は、同じフレームを採用している他のEW版MGキットにも使えると思います。お手元のガンダムの脇下に白化やヒビ割れが発生していたら、装甲との干渉に気を付けながら試してみてくださいね~。
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No title

ウェルドラインって初めて聞く言葉なので、画像をググッてしまいました!

パーツにある波みたいな紋様の事なんですね。
あの部分の強度が弱いことを初めて知りました!

これからの作業に、また一つ注意事項が追加されました!

No title

ウェルドラインってのは初めて知りました
しかしかめっチさんのように気をつけていても白化から逃れられないのか…
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Author:かめっチ
プラモデル愛好家で犬好きのオッサン、かめっチです。最近は小型洋犬も…

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